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院長挨拶

脳や心理面が、痛みに対して深く関与している事実を軽視しすぎています

皆様はじめまして。

   いきなりですが、
   「多くの痛みやしびれは、筋肉のコリが原因」
   「ストレス・不安・怒り・悩みなどの心理状態が痛みやしびれを作り、また慢性化の要因になっている」
   と言われたらどう思われるでしょうか?

一般的には、胃潰瘍や大腸炎がストレス疾患というのは有名ですが、腰痛・膝痛をはじめとする多くの痛み、 頭痛、めまい、耳なり、アレルギー症状なども「筋肉のコリ」や「脳や心理状態」から誘発されているという事が、近年多くの文献や研究結果から常識となりつつあります。

しかし、こういった事実を、医療従事者や患者さんが知らない、または軽視しているのが現状といえます。

当院には遠方より様々な方達がおいでになります。
その方たちは、医療者により「ヘルニア・軟骨の老化や磨耗・変形性膝関節症、頚椎症、脊椎管狭窄症、背骨の歪み、神経の圧迫・・・」などと様々な診断名が下され、それに基づき様々な治療を受けてこられました。

しかし、マッサージや電気などの色々な物理療法、病院のリハビリやあるいは手術などをおこなっても 症状が改善しない方達が多数おられるのも事実です。
そのような方達は医療従事者に「気にしすぎ・痛がりすぎ」「原因不明」「歳だから仕方ない」「ヘルニアだから仕方ない」などなど、心無い言葉を浴びせられることもしばしばあります。

そしてそのような方達は、現代医学に見切りを付け不安や失望を抱えたまま、ドクターショッピングという果てしない旅を繰り返し、
莫大な金銭と時間を費やしてしまうことになってしまいます。
なぜ、このようなことになってしまうのかといえば、この2点が挙げられます。

●筋・筋筋膜疼痛症候群(MPS)」という概念が浸透していない。
●脳や心理面が痛みに対して深く関与している事実を軽視している。
ということに尽きると思います。

筋・筋膜疼痛症候群とは、簡単に言うと筋肉の強いコリ(トリガーポイント)が様々な不調を生んでいるという説明になります。

前述したように、慢性的な痛みやしびれの原因のほとんどは「筋肉のこり(酸欠)」によるものなのです。(悪性腫瘍・感染・明らかな外傷などは除く)

意外かも知れませんが、「ヘルニア・背骨の歪み・・などの構造異常(レントゲンの異常)が痛みを生む」という考えは、生理学的にも統計学的にも臨床経過的にも矛盾が多く説明ができないことだらけなのです。

一方、「痛みの原因は筋肉・脳が関与する」という考えは理論的に説明ができ、近年ではそれを裏付ける多くの研究結果が発表されており、
賛同される医療者も欧米をはじめ増えてきました。 ( 詳しくは加茂整形外科のサイトへ )

この筋肉と脳に標準を合わせて治療していけば慢性的な症状もほとんど改善していきます。
しかし、IMS(国際筋痛症学会)が発言しているように、多くの医療者は「筋・筋膜性疼痛症候群」を認識していない、または軽視しているために別の診断名(頚椎症・変形性膝関節症・ヘルニア・背骨の歪みなどなど・・・)が下され治療の的が外れてしまっているのが現状です。

また、そうした診断名が患者さんに「私は病人」だというレッテルを貼ってしまい、それによる不安やストレスが出口の見えない慢性痛へと導いているのも事実です。

また、高度な手術もその対象は「筋肉」ではなく、神経の圧迫や関節の変形などです。 したがって的が外れている以上、有名病院で手術しようが症状が改善しない、再発することが多々起こっている事実もうなずけます。

 当院に来院される患者さんを治療していて、「初期に適切な治療を受けていたら」「MPSという考えを知っていたら」「痛みと心理状態の関係を理解しておられたら」何年も苦しまずに、また不安におちいることも無かったのだろうと思うようになりました。

このホームページをごらんになっている方は、痛みやしびれを始め身体の不調で困られている患者さん、また、医療従事者の方が多いと思います。患者さんには、今の痛みや不調に少しでも役に立つ正しい情報が提供できればと思い、また、医療従事者には今の医学常識を再考してもらうきっかけになってもらえればと思いHPを立ち上げました。

HPを作成するに当たり、アドバイスや参考にさせてもらった加茂整形外科の加茂先生、野崎真治先生「feel」をはじめ、多くの治療院の先生に感謝します。
ありがとうございました。

あいうえお
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