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筋・筋膜性疼痛症候群

どのような症状?
  • 筋肉の強いこり(筋痛)が、様々な不調を生んでいる状態
    その「こり」が関連痛として離れた場所に痛みやしびれを放散させる。
  • 肩こりや腰痛、頭痛、耳鳴り、体調不良、疲れやすい状態が2~3ヶ月続くこともある。
  • 筋肉の痛みは慢性化すると治りにくい(脳の可塑性)
  • 精神的なストレス、不安や怒りや抑うつは、筋痛と深く関わりがあるため、痛みが増えることもある。
<下記病名の痛みやしびれは筋肉に原因があって起こります。>
顎関節症、緊張型頭痛、頚椎症、頚部椎間板症、変形性頚椎症、頚部椎間板ヘルニア、頸肩腕症候群胸郭出口症候群、肩関節周囲炎(五十肩)、上腕骨外側上か炎、手根管症候群、腱鞘炎、CM関節症、肋間神経痛、腰痛症、腰椎分離症、腰椎すべり症、脊柱管狭窄症、腰部椎間板ヘルニア、坐骨神経痛、梨状筋症候群、変形性股関節症、変形性膝関節症、外反母趾、シンスプリント、など
当院での治療 筋・筋膜疼痛症候群治療風景

筋・筋膜疼痛症候群とは、簡単に言うと筋肉の強いこりが様々な不調を生んでいるという説明になります。  

実は慢性的な痛みやしびれの原因のほとんどは「筋肉のこり(酸欠)」によるものなのです。(悪性腫瘍・感染・明らかな外傷などは除く)

そして、重要なことなのですが、「MRIやレントゲン」で映るものが痛みの原因と錯覚しがちですが構造異常と痛みは関係ありません。すなわち、「ヘルニア・背骨の歪み・背骨の間隔が狭い・・などのレントゲンやMRIの異常が痛みを生む」という考えは、生理学的にも統計学的にも臨床経過的にも矛盾が多くこの概念は疑問だらけなのです。過去60年間は、支持されてきましたがそれらが間違いだと分かってきました。

一方、「痛みの原因は筋肉・脳が関与する」という考えは理論的に説明ができ、近年ではそれを裏付ける多くの研究結果が発表されており、賛同される医療者も欧米をはじめ増えてきました。 ( 詳しくは加茂整形外科のサイトへ )

しかし、 I MS(国際筋痛症学会)が発言しているように、多くの医療者は「筋・筋膜性疼痛症候群」を認識していない、また、軽視しているため、別の診断名(頚椎症・変形性膝関節症・ヘルニア・背骨の歪みなどなど・・・)が下され、治療の的が外れてしまっているのが現状です。
また、そうした診断名が患者さんに「私は病人」だというレッテルを貼ってしまい、それによる「不安」や「諦めの気持ち」 「動作恐怖」などのストレスを植えつけ、出口の見えない慢性痛へと導いているのも事実です。また、高度な手術もその対象は「筋肉」ではなく、神経の圧迫や関節の変形などです。

したがって的が外れている以上、有名病院で手術しようが症状が改善しない、再発することも多々起こっている事実もうなずけます。

しかし、「筋筋膜性疼痛症候群が多くの不調の原因」という考えが広がれば、過剰な検査、および必要以上の手術も減り、また、出口の見えない慢性痛におちいる方も少なくなると思います。

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